統計データから学ぶグラフの見方

総務省統計局や各自治体が提供する様々なデータがありますが、今回は人口統計のデータを使って、分析の仕方を学んでいきましょう。

結論からいうと、グラフから分析するコツは、大きく2つです。

・大きい把握から始まり、小さく分けて理解する
・常に全体やライバルと比較しよう

ここでは、一緒に日本の人口について見ていきましょう。

まずは、

・大きい把握から始まり、小さく分けて理解する

です。

一体日本はどのように人口が増えてきて、現在どのようような状態なのか確認しましょう。

・グラフでは1920年からはじまり、第二次世界大戦などが行われた1940年代にはやや人口が減ったものの、ずっと増加し続けてきました。

・しかしながら、2000年代に入り、人口もピークを迎え、近年は減少傾向にあります。

日本全体の人口が減少傾向にある中で、日本の都市部である東京都・愛知県・大阪府の人口の推移を確認しましょう。地方の参考として、四国の4県についても表示しています。

するとどうでしょうか?

日本全体としては、人口が減少傾向にある中で、都市部の東京都・愛知県に関しては近年も増加傾向であることがわかります。
その一方で、四国の4県はほとんど横ばいか、やや減っているような状況です。

次に四国の4県だけを見てみるとどうでしょうか?

経済成長をしていた1980年代をピークに緩やかに減少しています。
特に2010年以降は減少傾向が大きいことがわかります。

それでは、この4県のなかでも年少人口(0-14 歳)、生産年齢人口(15-64 歳)、老年人口(65 歳以上)として並べて見てみましょう。

年少人口(0-14 歳)

生産年齢人口(15-64 歳)

老年人口(65 歳以上)

すると、四国では下記のことがわかりました。

・年少人口(0-14 歳):減少傾向
・生産年齢人口(15-64 歳):減少傾向
・老年人口(65 歳以上):増加傾向

次に、都市部の東京都・愛知県・大阪府の内訳をみてみましょう。

年少人口(0-14 歳)

生産年齢人口(15-64 歳)

老年人口(65 歳以上)

・年少人口(0-14 歳):東京都のみやや増加傾向
・生産年齢人口(15-64 歳):東京都のみやや増加傾向
・老年人口(65 歳以上):すべて増加傾向

地方だけだとおもっていた高齢化社会も都市部でも少しずつ現れてくる、あるいはもう現れているのではないか、ということが考えられますね。

このように都市部、地方のように分けて、比較していくことで、より立体的に把握することができます。

自分でもいろいろと分析してみよう

こちらをもとに、自分でも下記ページから各項目を操作してみて分析を深めてみましょう。
データ元: 日本の公式統計

遷移先でのページ左下の下記をクリック操作で変更することができるので、いろいろとグラフを見てみましょう。
・都道府県
・年齢階級
・性別

また、日本の人口以外にも下記項目があるので、そのグラフを見てみるのもおすすめです。

・乳児死亡率
・人口
・人口密度
・出生率
・合計特殊出生率
・新生児死亡率
・死亡率
・結婚率
・自然の変化率
・離婚率